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もっちーのせかい

気候変動(地球温暖化)問題

まず、地球温暖化と言うと、暖かくなっていいじゃんとか、あれ寒くなるんじゃなかったっけ?とか、色々誤解を生む原因になるので、引き起こる現象を明確にするため、気候変動と言った方がいいと思う。

この問題の疑問点はまず、「この100年の世界の平均気温上昇は、人類の化石燃料消費による温室効果ガスの大量発生である」という命題の確からしさにある。
この命題の正否について議論せずに鵜呑みにする思考停止に、まずは警鐘を鳴らしたい。
化石燃料消費と平均気温上昇に相関関係はあるかもしれないが、因果関係があるかどうかはわからない。

さて、原因はどうあれ、急激な平均気温上昇が確かだとすると、それは今後どのような時間軸でどこまで急激に進み、人類の生活に何をもたらすかが問題だ。
冬に暖かい日が増えるとか、台風が増えるとか、その程度なら大した問題じゃないだろう。
農業や漁業の場所が変わるとか、適切な生活圏が変わるとか、島が海に沈むとか、それは社会のあり方や国のあり方に大きな影響をもたらす。
水が全く不足するとか、全球凍結するとか、そう言うレベルの変化だと、テクノロジー云々ではななく、今の人類では太刀打ちできないだろう。

いずれにせ、何をどこまで想定して、どこまで備えるべきなのだろうか?
それが問題だ。
命題の確からしさも不明な中、ビニール袋を有料にしたり、ストローを紙にしたりと、
効果も謎の「原因に対する対策」を講じていても、意味は薄いだろう。
そういうことをされると、いわゆるリベラル派の妄想と、政治に見えてしまう。

化石燃料を消費してきた先進国と、これから消費したい途上国。
一次産業変動でダメージを受ける割合が高そうな途上国。
時間軸として、影響をより受ける可能性がある若者。
そういった利害対立を含め、気候変動は大きな「変化」であるため、
基本的に既得権益層にとって脅威であるはずだ。

しかし、とにかく大切なことは、そういう政治的かけひきやイメージ先行 の「対策」ではなく、
いつ何がどうなるのか、その対策として何が有効なのか、ちゃんと政府や国際研究として仮説を作るべきだ。仮説によっては、今からいくらビニール袋の消費を無くしたって、もう手遅れかもしれない。仮説が作れないなら、いたずらにイメージで危機感を煽るのはやめるべきだ。
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