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もっちーのせかい

SDGsやらレジ袋やら脱炭素やらマスクやら

昔はレジで店員側が必要な袋に入れてくれたし、箸やその他の必要なものも聞いて入れてくれた。
今は、レジ袋は有料だし、そもそも袋も箸も何もかも、客側から言わないと何も言わずに会計して買った商品だけ渡そうとしてくることが多い。
それで後からいやいや袋下さいよと言って、5円の会計を別途やり直すという、本当にお互いに鬱陶しいやり取りが多く行われている。

行政が省令でレジ袋を有料化しろと言っているので、小売店としてはそこの金を取るのは仕方ないだろう。客側としても、5円払うことがそこまで嫌なこともないだろう。
ただ、気に入らないのは、この機やSDGなり労働力不足などの風潮、キーワードに乗じて、サービスダウンしてコスト削減しようという企業の「戦略」だ。
別に買ったもの以外はサービスでつけているわけだから必要かどうか聞く義務なんてないし、嫌ならその店に行かなければいいんだけど、今までやっていた事をやめるのは、明らかにサービスダウンだ。「顧客の利便性」を考えてやってることじゃない。風潮に乗っかって自分たちの利益を顧客から奪いたいだけだ。セルフレジとかも同じ類の話だ。。別に企業が本気で環境を考えていたりするわけじゃない。イメージ戦略だ。「なんとなくSDGって言ってると良いことしてて良い人そう」というイメージだ。
スタバは紙のストローを渡しもせず置いてたけど、トランプ大統領になったらプラスチックに戻ったね。なんでだろうね。そういうことだよ。

面倒なのは、一般大衆がまんまとそのイメージ戦略にはまって、環境のために自分たちでやろう、レジ袋貰わないでマイバック持とう、など、思考停止良い子ちゃんになってしまい、企業に搾取されてると気づかないことだ。
まあ、コロナのマスクとかもそうだけど、お上やテレビの言うことを素直に聞く国民性がそうさせるんだろう。長所もあるけど、厄介な性質だよほんと。ちなみにテレビはNHK以外は企業がスポンサーだから、企業のイメージ戦略に加担していると見た方が、構造的には正しいんだろうね。

そして一番問題なのは、レジ袋減らすとか、そもそも脱プラスチックとか、脱炭素(カーボンニュートラル)ってのが、そもそも何なのか、何の意味があるのか、よくわからないということだろう。
こんな複雑で壮大な問題、誰もわからない気がするのに、なぜ一生懸命それが諸悪の根源と断定して推進できるのか。どこにそんな証拠あるのか。
西欧やアメリカ民主党系のエリートがそう信じてるから、日本も外交上従わざるを得ないということなのか。なんかエネルギー政策の政治マターな気が大いにするよね。知らんけど。

でね、だとして、行政のやり方(手続)に問題はないのかね?
レジ袋有料化という、小売店と消費者全員にものすごい縛りを課して、実質的に消費者に金銭的負担を課す政策を、省令でやってるようだけど、そんなことできるのかね?法律の根拠(委任)はどこにあるのかね?コロナのマスクも、何の立法的対応もせず、「お願い」だけして結果的に国民の相互監視、というかマジョリティ専制による実質的マスク強制を容認(というか推進?)していたけど、それは不適切じゃないのかね?

行政も、企業も、大衆も、そこらへん大きな問題があるよね。
行政は手続き、不作為、やり方。
企業は他者から奪って利益を上げれば良いと言う行き過ぎた成長主義。
大衆はあまりに思考停止した政府とテレビへの服従。

どれもそれぞれ理由はあるだろうし、人間は完璧じゃないから全否定はしないよ。
でも、最近ちょっとそれらの問題が目立ってる気がするな。

まあ、政府は外交と社会保障費のためのGDP成長がメインって気がするし、
企業も利益成長ばかり言われるからそうなるし、
大衆もお上を信頼してるから下手に自分で考えるより思考停止して従う戦略なのかもしれず、
それは一理あるし、そうするしかないのかもしれない。現実として。
企業とテレビがその思考停止戦略につけ込んで搾取するのが良くないのか?でも私的自治だし、思考停止はそのリスクあるものだし、企業も大衆も、どっちもどっちって気はする。
じゃあ何が問題なんだろう。
政府も企業も、金の成長を言い過ぎな気がする。
もうそういうフェーズじゃないのでは?
GDPの総額でアメリカや中国に勝つのは困難だ。経済的小国だと外国に滅ぼされるのか?外交上不利なのか?アーリーリタイアすると幸せなのか?元気なのに仕事しないで年金がない生活費がないって、言ってることおかしくないか?
そういう制度疲労というか、経済的成長を目指す時代は終わったんじゃないかというか、心の時代、って気はするんだけどね。
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