昨日、1970年代からのアイドルの特集をテレビでやってて、色々思った。
戦後はまず映画の時代。
だからそもそもアイドルとかあまりいなくて、
映画俳優メインで、雰囲気は硬派だった。まだ「戦後」という雰囲気かな。1950年代は。
そして1960年代にだんだんテレビが普及してメディアの覇権が映画からテレビに移り、
1970年代には完全にテレビの時代で、アイドルがワーッと出てきた。
そこからテレビ局が第三の力として庶民に圧倒的影響力を与える時代が続く。
で、今。
インターネットの普及。価値観の多様化。コンプライアンスの推進。
で、テレビは完全に凋落。最近のコンテンツは、バラエティもドラマも報道も本当に酷い。
要はコンプラで刺激的なことはできなくなって、
その分の視聴者は過激な内容(エログロ)を求めてネットに走り、
多様化の中みんなまとめて対象になるようなコンテンツ作りも難しく、
どうしていいか分からなくなっているのだろう。
そして、インターネットへ覇権が移った、、、とも言えない状況。
ネットのコンテンツは、テレビよりもっと酷いことになっている。
エロ。変態。本当にヤバい動画の数々。
出会い系。アングラサイト。犯罪の温床。
ヤバい人々が繋がり、盛り上がってしまうISIS的現象。
上手に検索すれば、これほど強力なツールは無い。
世界の情報を部屋に居ながら瞬時に集められる。
でも、多くの人はそんな賢くつかってない。
サルにスマホを持たせても、結局メールとゲームとエロにしか使ってないのだ。
だからと言って、ネットに色々制限をかけてコンテンツをコントロールしたところで、
まずコントロールし切れるのかどうか疑わしいし、
コントロールできたところで、それでは無数の情報源があるネットの良さ、
PtoPネットワークの価値が根底から覆される上に、
テレビでいいじゃんと言う話になる。
どうなることやら、先が読めません、、、