秦の始皇帝は不老長寿を求めて世界中を探し求めたらしい。
グーグルも、遺伝子解析やなんやで、不老長寿を求めているらしい。
古今東西、永遠の命を求める人間はいるということだ。
私としては、そんな恐ろしいものをどうして欲しがるのか理解できない。
狂ってる。太く短く生きた方がいい。
こう話すと、多くの人は、「それはそれぞれの人の価値観だ」と言う。
本当にそうだろうか?
個体が永遠の命をもったら、種は滅びる気がする。
ある個人のDNAばかりが増えたら、それこそ人類が単一化して
感染症で全滅しそうだし、多様性が無くなるし近親相姦ばかりになる。
みんなが不死になったら人口が溢れて滅びそうな気がする。
というか感覚的に不老不死がいいものであるはずが無いと感じる。
みんなにとって。
だから、不老不死を許してはいけないという感覚に繋がるのだと思うし、
嫌悪感すら持つ。「それぞれの価値観」「生き方」で片づけられる問題ではない。
こういう、「種」が本質的なテーマになる問題、現代には色々多い気がする。