この社会は、不平等で不公平で矛盾だらけだ。
人間は完璧じゃないから、出来損ないだから、その集まりの社会も出来損ないに決まってる。
それは仕方ない。古今東西そうだ。いつの時代も、どこの国も、一長一短だ。
だから、金持ちの名家に生まれて、何不自由なく何の苦労もなく、
この社会のどこに問題があるの？という面でのうのうと生きてるボンボンやお嬢を見ると、張り倒したくなる。そういうものだろう。
でもね。
ガンダルフは言った。
「辛い目に遭うとみんなそう(どうして自分がこんな目に)思うが、どうにもならん。それより大切なのは、今自分にできることを考えることだ」
サンディは言った。
「変わりたいなら境遇を恨むな」
苦労する、辛い目に遭う、そのメリットは、自分が本当に真剣に物事の本質を考えて、成長できることだと思う。
やっぱり人間、楽で幸せを感じてると、何も考えないし学ばない。むしろ今の幸せや資産が無くならないかどうか、不安がつきまとうだろう。その点デメリットかもしれない。
ユダヤ人がこれだけの知性を身につけて、人類の文明に多大な貢献をしているのも、苦難の歴史があったからだろう。それだけ苦しかったんだと思う。
だから、この社会は不平等で不公平で矛盾だらけだけど、苦しみで成長できると考えれば、わりとトータルで大して変わらないのかもしれない。環境など。
こう考えれば、前向きに生きられる。
