現代先進国では、みんな飯が食えてるから、
民衆が蜂起して革命というのはまず起こらないだろう。
で、ここまで人口が多くなって、価値観も多様化してくると、
国民の過半数で憲法改正というのも、相当難しいだろう。
そうすると、他に国の統治機構が大きく変わるようなトリガーって、
政府の財政破綻(デフォルト)と戦争(敗戦)が思い浮かぶけど、
もはや世界大戦のような総力戦で勝った負けたがないとすると、財政破綻しかない。
でも、日本は日銀と銀行と企業と個人と、国内みんなで国債を持ち合ってるだけだから、
デフォルトしない。身内みんなが大損するから。
だから、インフレになる。
つまり、日本で今後ガラガラポンがあるトリガーとしては、
ほぼハイパーインフレしかない。
そのときには、資産(キャッシュ)や負債(借入金)は無意味になり、ご破算。
自分の稼ぐ力、キャッシュフロー、PLだけが価値になり、
それをベースに社会が再構成される。
そういう意味では、たくさん借入ながらどんどん自己投資(≠浪費、消費)
しておくのが賢明ということだろうか。