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もっちーのせかい

犯罪を犯した人の処分

「日本車いすテニス協会は2日、建造物侵入容疑で先月末に逮捕された
国内ランキング2位の西村祐亮容疑者(29)に除名処分を科すと発表した。
西村容疑者は5月31日に群馬県警高崎署に逮捕された。
逮捕容疑は4月2日、高崎市内の衣料品販売店に女性の盗撮目的で侵入したとしている。
容疑を認めており、盗撮したことも認めている。」ヤフーニュース

だそうです。
うごきにくい車椅子でどうやって上手に盗撮したのか非常に気になりますが、
そこはおいといて、、
バドミントン選手の処分の件にしろ、本件にしろ、
雰囲気として、犯罪を犯した人はとにかく問答無用で社会から抹殺!という風潮が、
すくなくともマスコミにはあると思いますが、それってどうなんでしょうか。

この雰囲気だと、普通の会社員が痴漢でつかまっても、
会社をクビしろ、クビにして当然、なぜクビにしないんだ、と皆言いそうですね。
それって、おかしくないですか?
業務外で犯した犯罪と、その人の仕事と、必ずしも関係ないんじゃないんですかね。
もちろん、関係ある人もいると思います。
人気商売のタレントが不倫をしてイメージが下がり、市場価値が下がった場合、
タレントの所属事務所等は困るでしょう。
除名したり謹慎したりすることが解決策になるかどうかは疑問もありますが、
何らかの処置を雇用者としてとるのは当然かもしれません。
スポーツ選手もショービジネスという意味では、似たような部分があるのかもしれません。
しかし、例えば、名もない経理部の社員が、
経理の仕事は非常によくできていたけれども、
通勤電車で痴漢を現行犯逮捕されたら、
解雇されて当然なのでしょうか?
当然ではないでしょうね。
それは不当な解雇なのでしょうね。たぶん。

というわけで、とにかく犯罪者は悪、問答無用で悪、
社会から抹殺せよ、という村八分的発想、思考停止、
ほんといい加減にやめましょう、
といういつもの結論で今日もおしまい。

追記:
ちなみに不倫は犯罪ではありません。
念のため。

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