カウンター 忍者ブログ

もっちーのせかい

人類は破滅に向かっているのか

社会を信じて、良い行いを続ければ、
たとえそのときその人から返ってこなくても、
まわりまわっていつかどこかから返ってくる、
そうして社会は良い循環をする、
因果応報と呼んだりするけれども、
神を信じるということは、
そいういうことだと思う。

ただ、辛いこと、苦しいことが重なると、
どうしてもそれを信じられなくなるときがある。
誰にでもあるはずだ。

「どうして私だけがこんな惨めな目に遭わなきゃならないの。」

「何にもしてないあの人はあんなにお金があって幸せそうなのに、
こんなに頑張ってる私がどうしてこんなに貧乏で苦しいの。」

そうなると、社会の破滅を願うようになってしまう。
テロや、無差別殺人みたいなのは、そういう事例だと思う。

しかし、何十億人という単位の人間がいると、
社会全体は信じられる好循環をもったものであったとしても、
個人としては、いくら本当に良いことをしても、悲惨なことしか起きない、
という単なる「不運」な人が、確率的にほぼ必ず現れるだろう。

一方、テクノロジー・経済の発達は、個人の持つ力の増大を意味する。
昔はせいぜい包丁で周りの人を何人か刺す、程度しかできなかったことが、
マシンガンで何十人殺したり、爆弾テロで何百人殺したり、
生物兵器で何万人を恐怖に陥れたり、サイバー攻撃でハイジャックできるように
なるかもしれない。というか、なっている。

極端なことを言えば、全ての個人が核爆弾のスイッチを持ったら、
誰かがそのうち絶対それを押して、人類は滅びるだろう。
そういう状態に近付いているのではないか。
人口が増えて、テクノロジーが発達するとは、そういうことではないのか。
統計的・確率的に考えて。


PR

コメント

プロフィール

HN:
もっちー
性別:
非公開

カテゴリー

最新記事

(06/15)
(05/25)
(05/12)
(05/06)
(05/06)

P R