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もっちーのせかい

マジョリティと笑い

最近、テレビを見ていても笑えないことが多い。

「ホモ田ホモ夫です。オホホホ。」「アハハハ、キモーイ」
いや、笑えないから。LGBT。

「なんだサザエ、父さんの許可なくパートを始めたのか!」
「ダメだよ姉さん、アハハ」
いやいや、全然理解不能。父さんの許可いらないから。


笑いはギャップだって誰かが言ってた。
そういう部分は大きいと思う。
だから、同じ価値観のマジョリティが、
マイノリティの行為を目の当たりにしたとき、
おおきな笑いが生まれると思う。

テストの点数が低い奴をみて、笑ってた。

やたら運動音痴で足が遅い奴を見て、笑ってた。

はっきり喋らない鈍い奴をみて、笑ってた。

デブとかハゲとか見て、笑ってた。

それは、日本社会のマジョリティの価値観が、
学生たちにも本当によく浸透していて、
その価値観から外れている人間を「笑って」いたってことだと思う。
その文化は、特に男子校の進学校に多いように感じる。
「勝ち組・負け組」とか、「キャラ付け」とか。

これから日本人の価値観が多様化してくれば、
そういう単一的な価値観での笑いは取れなくなってくると思う。
実際僕は、テレビ見てもほんと笑えないし。

アメリカではどういう笑いなんだろう。

たぶん、普遍的なものに対するギャップしか笑いにならないはずだ。

社会的なものより、動物的なものというか。

すべってころんだか、うんこふんづけたとか、パイ投げが顔に直撃したとか。

そういうことです。


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