映画版のアニーを観た。
1982年版と2014年版。
私は2014年版の方が好きで、
音楽が秀逸だと思う。
なんだろう、
やっぱ昔の作品って、
全てがこなれていないというか、
カメラワークとか、
ディテールとか、
サウンドとか、
やっぱ「現在」には劣ると思う。
プログレスするんだよね。やっぱ。
でも、基本的な魂というか、物語の価値の大部分は変わらないと思う。
1982年版だけを見ても、やっぱり良い作品なんだと思う。
原作は偉大だ。
舞台は観たことないんだけど、
四季で上演しないかなあとずっと思ってる。
だって、なんちゃってタレントが出る舞台とか観る気しないし。
1万円も払ってさ。
せっかく良い作品なのにな。
でもアニーって、カタルシスあるかな。
音楽は本当にいい。素晴らしい。
でも、実はそれだけ??
孤児たちには考えさせられる。
でもアニーは特に何もしてないのに、
ただラッキーで大富豪に拾われるだけ。笑
それって何が言いたいのさ。
希望を信じて笑顔で生きてりゃそのうちいいことあるさ、ってか?
うーん。でもアニーの周りの他の孤児だってみんな良い子だしなあ。
そこがイマイチなんだよな、この作品は。
なんでアニーだけ幸せになるのか。
あとは、結局リッチな暮らしが幸せなのかい、ってのが気にくわない。
違う??
I dont need anything but you って言ってるけどさあ。
なんでウォーバックスは富豪という設定だったんだろう。
大恐慌で失業して貧乏ど真ん中の男ではダメだったのか。
まあそれじゃ孤児を引き取る余裕なんてないか。
でもやっぱ、音楽いいなあ。ANNIE。