ビジネスの世界では、結果が重視される。
売上や利益の目標を達成したか。できれば昇進もするし、ボーナスも上がる。
スポーツや受験といった勝負の世界でも、結果が重視される。
勝ったかどうか。合格したかどうか。
それで評価が決まる。
でもね、あえて言い放ちますよ。
結果じゃないから。
重視すべきは、プロセスだから。プロセス、手続き、過程。
適切なプロセスを踏むこと自体が重要で、結果は運もあるし、ついてくるものだから。
そもそもビジネスは、人に社会に良いものを提供して(事業、商品、サービス)、
結果的に儲かるという話なのに、そういう姿勢で「戦略」を考えている人がいなさすぎる。
結果を重視するあまり、従業員も経営者も不正に走る。会計をごまかす。わいろを贈る。
選手はドーピングし、カンニングをする。
結果を求めるあまり、やりすぎて健康を失ったり、人間関係が崩壊したりする。
本末転倒ではないか。
人間はその勝負のためだけに生きているわけではない。
他にも勝負はたくさんあるし、将来にもたくさんあるし、勝負以外のことも多い。
つまり、バランスが大事であり、勝利の期待値を最大化させるためには、最適なプロセスを踏むしかないのだ。それは、いかに良い習慣をたくさん身につけるかにかかっている。
100%勝つ方法はないのだ。なぜなら、ベストなプロセスを踏んだとしても、運というランダムなものに結果は左右されるからだ。
にもかかわらず常勝できるなら、まずは不正を疑った方が自然だ。
「結果がすべてだからさあ」とドヤ顔で言い放つ「ビジネスエリート」の諸君。
君たちは間違っている。
人事を尽くして天命を待つ、とは、そういう意味なのだ。