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もっちーのせかい

北朝鮮ミサイル発射でJアラート

朝珍しくテレビをつけたら、
急にものものしい速報画面になって、
「北朝鮮がミサイルを発射!北海道、青森県、、、長野県、群馬県に
着弾するおそれがあるので頑丈な建物や地下に避難してください!」
という内容が各局一斉に流れた。Jアラートだ。

7:00ぐらいに発射、着弾するなら10分ぐらいで着弾するらしいが、
結果的に15分後ぐらいに北海道の襟裳岬の東2000キロに着水したらしい。
そして、7:30には官房長官が会見して「憤り」を表明した。
迎撃はしなかったらしい。

そして、私は家を出て会社に向かったが、
人も街も電車も、別に普段通りだった。


なんなのこれ。この茶番。
これはやはり、明らかに政治的意図をもった政府のパフォーマンスでしょう。

その証拠としてまず、アラートの内容と結果の誤差が大きすぎる。
県名まで明確に挙げて警報を出したにもかかわらず、
結果的に2000キロ彼方の海に落ちた。
なんじゃそりゃ!!2000キロって、、全然いつもと同じ、
どこが被弾の危険なの。
「ちゃんと正確に予測したつもりが2000キロ狂いました」
というなら、もっと深刻な問題だと思うが、
さすがにそれはありえないとすると、
日本に着弾なんてしないとわかっててアラートを出したということになる。
だって迎撃もしてないし。
東京や埼玉や千葉や、首都圏はアラートの範囲に入ってなかったし。
着弾しないとわかってるから、迎撃とか何の手も打たなかったし、
パニックを避けたいから警報の対象範囲から首都圏は外した。
まあ辻褄は合いますね。

また、官房長官の会見がまさに事前に準備していたように感じました。
着水から15分後という早さ、汗ひとつかかず、服装も何の乱れもなくちゃんとしたスーツ、
そして15分では到底用意できないスピーチ内容。
というかこんなに朝早くみなさんふだん出勤してないでしょ。
明らかに事前準備してたシナリオでしょ。

というわけで、北朝鮮ミサイルに対するアラートは、
安倍政府の何らかの意図をもったパフォーマンスということで間違いない。

じゃあどういう意図なのか。
それは正確にはわかりません。外交・軍事は情報が無さ過ぎるから。
ただ、普通に考えると、求心力が低下している政権の対応として、
外の危機に向かって一体感を醸成したいといういつものやつか、
憲法改正とか軍備増強とかいった方向に世論をもっていくために危機感を煽ったか、
北朝鮮をけん制するために、国内では警報も出しちゃってるんだぞ、としておきたいのか、
そんなあたりじゃないでしょうか。

しかし、どんな意図があったとしても、
誤情報に近い情報を政府が意図的に流して世論を操作しようとする、
というのは、あってはならないことなんじゃないんですかね?
自分たちの政権の保身のためならもってのほか。
自衛隊とか憲法とかをどうするかについても、
まあ防衛と武装とか、その辺はとても難しくてみんながよく考えて議論しないと
いけないことなのかもしれないけれども、
誤情報で危機を煽られて感情に流されて方向性が決まるというのは、
あってはならないことなのでしょう?
そうやって戦争起こしたのでしょう?
これって本質的には、安倍政府は、大変罪深い行為なんじゃないんですか?
こんなことあっていいのですか?いいわけないでしょう。
違うというなら政府はちゃんと説明しろ。できないでしょう説明。
国防という難しい話をみんなで真剣に考えるのは大事なことだけど、
こんなあり得ない形で脅しに近い形で方向性を作るのは、間違ってるでしょう。

今朝街にでたときの感じも、ネットの感じも、意外とみんな冷静だった。
そのみんなの知恵を信じたい。
そして、こんな政府のやり方は、批判しましょう。

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