ディズニーアニメ。ようやく観ました。
私にとっては、最もカタルシスを感じた最高のディズニー作品だ。
どうしてこういう作品の興行収入が振るわないんだろう。
この話は、ジプシーやせむしおとこといったマイノリティの話だ。
マイノリティがカタルシスを感じるマイノリティ向けの作品だ。
だから、マーケットが小さいってことなのか。
マイノリティマーケットが小さいということであれば、
マイノリティ向け作品は基本的に作られない。
マーケットが大きくなってペイするようになれば、
それはもはやマイノリティではないから、
根本から話が変わってくる。
じゃあマイノリティはどうすればいいのか。
ディズニーはどういう考えでこの作品を世に出したのだろう。
売れると思っていたのか、
売れなくてもこういった作品をつくりたい想いがあったのか、
ポートフォリオとしてこういった作品を持っている方が
他の作品の輝きが増すと考えたのか、
売れなくても、力強いマイノリティの力を彼らの味方につけたいと考えたのか。
四季がこの冬から同作の上演をついにはじめるらしい。
四季がどういう考えでいまこの作品を世に出すのか。
どんな舞台になるのか。
非常に楽しみです。