BSのドキュメンタリーでウオルトディズニーをやってたので、
急に全部見てしまった。
彼はすごい。
信念があって、愛があって、どんどん実行して、
具体的に素敵なものをこの世にたくさん生み出して、
収益をあげているところがすごい。
失敗や、人間関係の悩みも多かったみたい。
労働組合ともめたり、兄のロイと喧嘩したり、
家族以外に親密な友人はいなかったり。
でも、庶民の味方だった。
みんなに夢をあたえた。アニメやディズニーランドという
具体的なもので。そしてそれが人の幸せにつながった。
金持ちの贅沢エンタテイメントではなく、
一般庶民の夢、娯楽、現実逃避、だった。
それが現在の時価総額20兆円につながってる。
まあ、今の東京ディズニーリゾートは、
「気配り」やら「笑顔」やら「挨拶」やらで世間に媚びてて、
ちょっとキモいところも多いが。。
本当に人に必要なものなら、
お金なんていくらでもついてくるんだと思った。
きっと人材だってついてくるし、
試行錯誤という意味での失敗なんていくらしたって構わない。
そう感じた。事業家はそうあるべきかも。
マーケティングというかっこよさげな言葉で、
人の心を操ろうとしたり、騙したり、
他社を出し抜こうとしたり、
わかりもしない未来を予測することに、
なんの意味があるんだろう。
本当に価値あるものを、
必要とされているものを、
飾らず、信念をもって、提供すればいいと思う。
さて、これからの時代、それは何だろう。