当局(FBI)がアップルに、テロ組織と関わりがありそうな銃乱射事件の
犯人のiPhoneのロック解除に協力するよう要請、
アップルはこれを拒否してアメリカで賛否両論の大議論になっているみたい。
結果をどうするか、とても難しい判断だと思うけど、
企業がちゃんと自己の主張をして、議論を巻き起こしているという
プロセスが、素晴らしいと思う。さすがアメリカだな。
日本ではまず、犬のように従順に従って終わりだろう。
そろそろそういう、「お上」みたいな意識、本当にやめにしましょうよ。
上じゃないから。神じゃないから。全部正しいわけじゃないから。
私たちみんなが幸せになるためのツールだから。公僕だから。
その辺の意識が、全然時代についてきてない。
ロック解除の件の判断は、難しいと思うけれども、
個人的には、犯人のiPhoneの情報を得ても、
対症療法にすぎず、根源的なテロの問題の解決にはならないと思うから、
ロック解除しなくてもいいと思う。
その件の犯人はつかまってるんでしょ?
じゃあいいじゃん。
真の問題は、社会の統治(在り方)自体にあるんだから、
企業の邪魔をしてまで、とあるテロ組織を一斉にあげて
手柄を得たいFBIへの協力を命じる権利は無いと思う。