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もっちーのせかい

劇団四季(ライオンキング@有明)

10年ぶりぐらいにLK観劇。

浅利氏が亡くなって、最近の四季のディズニーイベント化も感じていたので、
あまり期待してはいなかったが、案の定イマイチだった。

なんだろう、、、感動しない。
盛り上がらない。グッとこない。

時が経てば、色々と演出や細部が変わるのはわかる。
しかし、良い方向に変わってるか?
色々とカットされてて、全体的に短縮されてたが、
その「巻き」は何のためなの?それで劇が良くなってる?観客が喜んでる?
そうは思えなかった。必要な「間」がカットされて、
ストーリーも笑いもよくわからない感じになってる。

ダンサーの動きにキレがないというか、躍動感がない。
特にシマウマのやる気のなさが目についた。
あんなダラけた動き、四季の中で初めて見た。
クビでしょあんなの。

なんか全体的に悪役の方が生き生きしてた感がある。
そういう時代なんだろうか。
効率とかロジックとかデジタルという「悪」が蔓延り、
ゆったりした余裕、人のコミュニケーションが失われている時代。
まさに今の東京は、荒れ果てたプライドランドなのかもと感じた。
しかし、道口スカーはさすがだった。一人圧倒的だったな。
ナラもわりと良かったけど。

客もなんか静かだし、リピーター多すぎてダレてるのかな?
ちょっとロングランもしばしの休憩が必要じゃないか?
ライオンキング5年ぐらい休んだらどうかね。

で、キャストの掲示板もデジタルになってたけどさ。
全否定はしないけどさ、劇の短縮もそうだけど、
今の時代を反映して、全部効率化デジタル化すりゃあ良いってもんじゃないだろ、
ということ。特に演劇なんてそういうものに疲れて、アナログなカタルシスを
求めて客は来るんだから、安易に効率化デジタル化して欲しくないんだよ。
それわかってやってるのかね四季は?

それに気づかないようなら、四季は早晩本当に崩れるね。
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