残念なマッサージにあたると、本当に残念な気持ちになる。
というか、代金の価値に値しないと感じると、詐欺にあった気になる。
「気持ちよくない」と伝えたところで大して状況は改善しないし、
交替してもらうもらえるかもわからないし、それを言うのもなんか嫌だ。
となると、①初めて行く店であればまずは20分程度で様子をみるか、
②残念賞を覚悟して長めにうけるか、③知っている人をいちいち指名して
時間を決めていかなければならない。
②と③は10分1000円という相場以上のコストがこちらにかかるので、
ちょっと嫌だ。そもそも10分1000円でも高いと感じている。
じゃあ①か。
そもそも、マッサージって、効果あんのか。
よほど凝って苦しい時に、20分ぐらい揉んでもらえば十分な気がする。
40分も60分もいらないし、ましてやオイルなんてエロいだけで全然意味ない。
そもそも医学的根拠なんてなく、ただなんとなく気持ちいい、
凝りがほぐれた気がするというだけのシロモノであり、
そしてただの対症療法なのだ。
本当は、そうなってしまう原因を追求して除去しないと意味が無い。
姿勢が悪いとか、運動不足とか、パソコンやり過ぎとか、仕事頑張り過ぎとか、
精神的につらくて寝相悪いとか、そういう根本的なことが必要で、
本来はマッサージなんて意味ないと思うのだ。
だから、もうマッサージ行くの辞めよう。
せいぜい本当につらいときに20分のもみほぐし。以上。
所詮、虚業なんだよ、マッサージなんて。
オイルはもっと意味ない。
そしてよく考えれば、世の中には他にも虚業はたくさんある。
水商売、風俗、アイドル業、ブランド品、薬、ヨガ、CA等々。
上記の全てが価値がないとは言わないが、対価なり給料に見合った価値は
世に提供していないと思う。そして、人の心理をあやつって、
人に健全でない、エスカレートした欲求をいだかせてお金をとる、
あくどい商売に思える。基本的に。
お水やアイドルなんてまさにそうだし、マッサージもそれに近い。
薬やヨガなんてインチキが大半で、プラセボがあるだけ。
空中で飲食物を配布する仕事にそんなに価値があるわけがない。
「マーケティング」とかっこよく称して、不必要なものを異様に高く、
高頻度で売りつけようとする催眠術も多い。
ひっかかるほうが悪いけど、その仕事をしている人たちは、
本当にそれで幸せなんだろうか。
ユダヤには、度を超すと毒になるものが世の中には八つあると言われている。
「旅行、恋愛、富、仕事、酒、睡眠、薬、香料」、だ。
これは刺激が強くて中毒性があり、度を超すと身を滅ぼすものだと思っているが、
まさに虚業はこの辺をついてきている。
それで儲けて、相手を滅ぼして、果たして幸せな人生だったと言えるか、
その虚業を提供している人々に問いたい。
是非自問してほしい。その人々自身の幸せのために。